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2011年春から陶芸教室に通いはじめて11年目、プロで通用するレベルを目標に!


by 森
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切絵模様の検討・・・・。それと、出来ることやり方を知っていること、

ネット、ブログを見ていたら、切絵模様の陶芸作品を見付けました。海外住まいの方、アメリカ西海岸で陶芸をしているとありました、活動も海の向こうですね。(リンクを貼りました↓)


ブログには、作品や展示会などの活動等のみ、一切制作過程の記載が全くなく、どのように作るかわかりません、きっとプロの方なのでしょうね。(自分も本来なら制作過程など抜きでブログを記載したいと思ってます、ただ完成作品と展示会と少しの近況などでは、話題が足りないし、作陶の個人的なメモとしてブログを始めた経緯からすると、方向転換も難しいですね、今のブログに慣れてしまいましたし…。)

ブログをざっくり読ませてもらったところ、どうもマスキングの手法らしい…、掲載の作品もどれもほれぼれする作品に仕上がっています。実際の作品を見たいところです。

そんなことから、試しで切絵模様を試してみようかと、重い腰を上げつつあるところです。


【切り絵模様の検討】
先週末に、陶芸教室の講師の方にたずねてみた。下の写真のような切絵(これは私が作成したコピー用紙で作成したもの)を見せ、マスキングをこのような切絵模様で行いたいとたずねる…
切絵模様の検討・・・・。それと、出来ることやり方を知っていること、_b0232876_16341307.jpg

当然、回答を準備しています、(なんて手間のかからない生徒であろうか…)
①マスキングテープを図柄の書いた紙(コピー用紙)に二枚重ねてはり、図柄にそってカットし、表面のマスキングを剥がし、これを素焼きに貼るやり方、(結構貼るのが面倒かも)
②図柄の紙に撥水剤を塗る、海苔など、または全面両面テープをはり、図柄にカットして、素焼きに貼るやり方(これも曲面に貼るのは難しい)
③図柄を素焼きに写し書きをする、撥水剤で筆書きで切絵模様を書くやり方(これはもはや切絵模様ではないですね)

講師の方から、③で切絵模様の味をだすのは難しいだろうとのこと、②の紙を貼るならそのまま焼いてもよいという。


どちらかというと、量産ができるやり方が好みなので、もう少しやり方を検討です、とはいえ、カットするのがかなり大変、貼るのも大変、飽きっぽい性格なのでできるのだろうか?、撥水剤をうまく霧吹きみたいなもので、型紙越しに吹き付けるなどもありか?

デザイン的には、幾何学模様が好きなので、おそらく、写真とは別の切絵模様になるかも。写真は、女性受けするようにハート柄にしていますが、少し恥ずかしいです、本当に。アールデコ調の幾何学模様の切絵にするか?思案中です。


【出来ること、やり方を知っていること、】

余談になりますが、切り絵には思い出があります。

自分が幼稚園の時に工作での切絵をして、出来が良かったことから、幼稚園の先生にほめら、黒板に貼られた事があり、昔からその成功体験を引きずっています。

幼稚園だから無理もありませんが、ハサミの使い方が幼稚園生はまだまだで、直線的な切り方しか出来ないのに対して、自分はハサミ、紙を動かしながら曲線にカットし、出来上がりは、アールヌーボー風の模様に!

…なんで、そんなこと幼稚園の時に出来たのかというと、数日前に父が同じような切絵模様をしているのを見ていたから…、ただ知っていただけです。

父が、ハサミよりも紙を動かしながら曲線を切っていたのを見て、そんなやり方があったのかと感心しました、
まあやり方を知っていただけですね、f^_^;


おそらく陶芸の細かな技術も、そんなものだと思っています。知っていれば出来る。
(もっともそこに、驚きやら感心などともなわないとだめでしょうね、またそれを出来るかどうかなど技術的な面もあります、がそれはまた別の機会に)

知っていれば出来ますし、知らないことは出来ない。
知っていれば誰でも(とまではいいませんが)出来ます、
それゆえプロの方は、制作過程を掲載しない、当然、当たり前のことなのでしょう。

趣味で陶芸をしているので、他の方の作品をよく参考にしています。(本当はあまり、参考にするような作品に、出会えませんね、やはり自分のスタイルや作風を技術含めて習得したいですね。)

(※失礼にならないように、先方様のブログにコメントをさせていただきました。)


追記、コメントをいただきました。手法はスリップ、化粧とのこと。大きな括りでは、桃青窯696さん、キリンの壷さんと同じような手法になります。趣味で週末陶芸であのような細かな作業が時間的に確保出来るか、また作業場所の問題、陶芸教室と公民館で時間が限られてますし…。





Commented by eripottery at 2017-09-19 05:32
ブログをリンクしてくださり、ありがとうございます!
もう切り絵模様プロジェクトをスタートされているのですね。
制作中はあんまり写真を撮ることがないので、
そういえばできあがった品か関係ない写真が多いブログですね(笑)。

コメント欄ですので手短になってしまいますが、
簡単に言いますと、模様は素焼き前、削りのあと乾かないうちに水貼りをし、
スリップ(日本では化粧というのでしょうか)を施しています。
化粧土またはスリップを使って模様を施していらっしゃる方は、
素焼き前にされている方が多いのではと思います。
乾燥具合などは化粧土の扱いと近いのではないでしょうか。
(日本のものを使用したことがないので想像になってしまいますが、、、)

この技法は、日本でも海外でもごく基本的、一般的な表現技法だと思いますし、
わたしの作品でも特殊なことは全然していませんが、
乾きすぎた、とか柔らかすぎてモロっと壊れた、とかそんなことを
随分と繰り返してきており(土やスリップの性質、気候など条件もさまざまで)
それぞれの工程のベストなタイミングをトライアンドエラーで探っていくのが
ちょっと時間がかかるのかも、、、と思います。
まだまだ知らないことも多くわたし自身もいろいろ勉強中ですが、、、。

模様のカットはなかなか大変ですよね。
よく、レーザーカットでやればいいのに、と言われます。が、
そこは何としてもハンドカットで、と頑固にこだわっています。

coba-mori さまの完成品、楽しみにしておりますね。
長文大変失礼致しました。
Commented by coba-mori at 2017-09-19 06:27
> eripotteryさんコメントありがとうございます。
白化粧、化粧ですね。釉薬とばかり思っていました。
白化粧は土の乾燥具合が難しいですね、数回、試したことはあります、偶然にも大きな失敗はなく完成はしていますが、リスクが高いようですね。
まずは、釉薬で、チャレンジと思っています。
by coba-mori | 2017-09-18 14:18 | 考えていること | Comments(2)